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アクセシビリティBlog

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2007年10月23日

Opera 9.5 アルファ版とVoiceOver

アクセシビリティ・エンジニア 辻

9月6日の当BlogのエントリーOpera9.5のアルファ版公開では、Windows用のスクリーン・リーダーを用いても、今のところページの内容を読むことはできないとお知らせしました。

今回は、Changelog for Opera 9.50 Alpha 1 for Macの中でも述べられている、Mac OS X 10.4(Tiger)上の音声読み上げ環境、VoiceOver(英語版)への対応がどの程度行われているのかを検証するため、英語のページを用いてOpera 9.5のAlpha版の画面情報の読み上げを検証しました。

ページの内容を快適に閲覧することはできませんでしたが、Windows上のスクリーン・リーダーを用いてテストしたときよりも多くの成果を得ることができました。以下、その内容を列記します。

リンク項目の読み上げ
Shift+上下のカーソルキーを用いることで、読み上げられました。
ページの全文読み上げ
Control+Option+Aで読ませることができました。ただし、画面表示上の段落の2行目以降は読むことができませんでした。
ページ内の段落の読み上げ
Control+Option+Pで読むことができました。ただし、画面表示上の段落の2行目以降は読むことができませんでした。
テキストボックスへの入力
英数字であれば、VoiceOverの音声で内容を確認しながら入力できました。

一方、ブラウザのSafariをVoiceOverで操作した場合、上記の読み上げが問題なく行えるのに加え、文節ごとの読み上げや単語ごとの読み上げ、文字ごとの読み上げも行えました。

まだ、VoiceOverを用いて快適にWebサイトの閲覧ができるとはいえませんが、Operaのスクリーン・リーダー対応について、期待の持てる調査結果でした。

なお、今回公開されましたAlpha版はまだ開発途中のものであり、予期せぬ問題を含んでいる可能性があります。ご利用になる際はリリースノートなどの情報をご参照いただき、ご自身の責任でご利用ください。

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