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CSUN 2009参加レポート6: やや縮小傾向の展示ブース

2009年3月22日
アクセシビリティ・エンジニア 辻

カンファレンスも最終日になると、「CSUN最終日の、しかもこんなに朝早い時間に、私たちのセッションに参加してくださってありがとうございます」という出だしで始まるセッションが多くなります。今年私が選んだのは、スペインのコードファクトリーという会社のモバイル機器に関するプレゼンテーションでした。ややスペインなまりの強いエンジニアの方と、名刺交換をしたり、機器の多言語サポートについてお話を伺ったりしました。

残念ながら今のところ、コードファクトリーの機器の日本語対応は行われていないとのことでしたが、すでに30ヶ国語に対応している機器には、大変興味を覚えました。

やや縮小傾向の展示ブース

CSUNカンファレンスへの参加の目的は、プレゼンテーションに参加することだけではありません。各企業や団体などが出している、展示ブースを訪れることでも、新たな発見ができます。

今回私たちが宿泊しているMarriottホテルの地下には、プレゼンテーションが行われる会議室のほかに、ブースがたくさんあります。これまで、このブースの周辺は大変混雑していて、通り抜けるのに苦労していました。しかし今年は、これまでになくそれぞれのブースが静かになったり、周辺があまり混雑しなくなったりしたのを感じました。CSUNも、やはり世界的な不況の影響を受けているのではないかと感じさせられるできごとでした。

いろんなブースを回って担当者の方とお話したり、商品説明を受けたりしました。中でも、私が今年特に注目したのが、JAWSでよく知られているFreedom Scientificのブースで配られていた、放送開始時から本年1月までのFSCastというPodcastコンテンツをすべて収録したCDでした。残念ながら今回持参しているコンピュータにCDドライブがついていないため、内容を確認することはできませんでしたが、とても貴重な情報源となりうるのではないかと期待しています。

明日はいよいよ日本に帰国するための移動日です。11時間以上のフライトをどのように過ごそうか、今から思案中です。

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