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アクセシビリティBlog

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2013年6月12日

1スクリーンリーダー利用者としての私のWeb閲覧環境

アクセシビリティ・エンジニア 辻

私は、セミナーなどでスクリーン・リーダーを使ったデモンストレーションを行う時などに、「普段はどのような環境でWebを見ているのですか?」と尋ねられることがよくあります。スクリーン・リーダーにもさまざまな種類があり、今日では使用できるWebブラウザーの種類も増えてきたことから、スクリーン・リーダー利用者がどのような環境でWebにアクセスしているのかについて気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで本日は、1スクリーン・リーダー使用者として、私が普段仕事やプライベートでどのような環境からWebにアクセスしているかをご紹介したいと思います。

仕事は主にJAWSとFirefoxで

私が当社でアクセシビリティ・エンジニアとして働き始めた2006年当時、Webの閲覧にはInternet Explorerを使用していました。当時はそれ以外の選択肢はほとんどなく、英語版のJAWS 7.0がようやくFirefoxへの対応を開始したところでした。

今ではJAWSを使ってInternet ExplorerだけでなくFirefoxも利用できるようになったことから、普段私はFirefoxを使用しています。様々なアドオンを使うことで、例えばリンクを共有したりInstapaperに記事を保存したりと、ブラウザーの機能を拡張できるところが便利だと感じています。

もちろん、NVDAとFirefox、PC-TalkerとInternet Explorerといった様々な環境で検証を行うこともあります。今日では、Mac OSやiOSのVoiceOverとSafariの組み合わせでコンテンツがどのように読み上げられるかを検証することもあります。

プライベートではiPhoneを使用

仕事中には様々なブラウザーを使用しますが、プライベートでは主にiPhoneのSafariを使用しています。移動中でも自宅でも簡単にWeb上の情報にアクセスできるので、以前と比較するとパソコンを起動することが少なくなりました。情報検索やショッピング、インターネットバンキングなど、様々な作業がiPhoneだけで完結するところが便利だと感じています。

しかし、SafariとVoiceOverの組み合わせでは利用できないようなWebサイトや、VoiceOverの日本語音声では理解できないようなコンテンツは、NVDAとFirefoxを使って利用しています。

このように、今日ではスクリーン・リーダー利用者のWeb閲覧環境も多様化しています。皆様のWebサイトがより多くの環境からアクセスできるよう、閲覧環境に依存しないコンテンツを提供していただければと思います。

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