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支援技術利用者向けのオンラインユーザーテスト

2013年10月22日
アクセシビリティ・エンジニア 辻

ミネソタ大学ダルース校ではこのほど、Webサイトをリニューアルし、支援技術利用者がWebサイトの情報を利用できるかのテストを行っているそうです。

同大学のLaura L. Carlson氏は、W3CのWAI Interest Groupメーリングリストに投稿したメッセージの中で、このテストの目的は、支援技術の利用者がどのようにWebサイトを利用しているかを理解することで、Webサイトの改善やバリアを取り除くことに役立てることだと述べています。

テストの所要時間は30分から1時間程度で、登録フォームをみつけたり、カルーセルを操作して情報をみつけたりといった作業を実行しながら質問に答えていくものとのこと。テストには、University of Minnesota Duluth Homepage Accessibility Testから参加できます。

私は、実在するWebサイトを利用してそのサイトのユーザーテストをオンラインで実施するという試みがとてもユニークだと感じました。また、テストの冒頭のインストラクションに、『私たちはあなたをテストしているのではありません。テストの対象はWebサイトであることを覚えておいてください。』と書かれていたことがとても印象に残りました。

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