Webアクセシビリティの作り話
Speaker Deckで、Accessibility Mythbustingというスライドが公開されていました。これは、7月25日にニュージーランドで開催されたWeb開発者向けのイベント、WDCNZ 2013でNic Steenhout氏が講演に用いたものです。そのなかで、Steenhout氏が作り話としているものを意訳してご紹介します:
- アクセシビリティの責任を負うのは開発者だけ
- アクセシビリティはお金がかかる
- アクセシブルなサイトは退屈で醜い
- アクセシビリティの恩恵に授かるのは限られた人々だけ
- 自分のサイト/製品/システムにアクセシビリティなんて必要ない
- アクセシビリティは全盲の人のためだけに必要
- 障害者はインターネットを使っていない
- 専門家だけがアクセシビリティに携われる
- 機械的なチェックだけで十分
- アクセシビリティは「すべてか無か」
- WCAG準拠はアクセスを保証する
- アクセシビリティはあってもなくても良いオプション
- 全盲の友人にチェックを頼めば十分
- アクセシビリティは後付けでも対応できる
- アクセシビリティは必要悪
それぞれが、なぜ作り話だとされているのか、理由については是非スライドをご覧ください。なお、これら以外の作り話については、将来Accessibility NZに掲載する予定とのことです。
ミツエーリンクスでは、WCAG準拠やJIS X 8341-3対応をはじめ、さまざまなWebアクセシビリティ関連サービスをご提供しています。是非アクセシビリティのページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。