VoiceOver利用時のジェスチャーを学習できるLookTel VoiceOver Tutorial for iPhone
iOSの標準機能として利用できるスクリーン・リーダーのVoiceOverは、私のような視覚に障害のある利用者のみならず、作成したWebページがスクリーン・リーダーでどのように読み上げられるかをチェックしたい方々にとっても有益な機能です。すでにご存じの方も多いと思いますが、iデバイスのVoiceOverを有効化すると、操作に利用できるジェスチャーが変更されます。
例えばホーム画面上の天気アプリのアイコンをタップすると、VoiceOverが無効の時はアプリケーションが起動しますが、VoiceOverが有効の時には天気アプリのアイコンが選択されるだけで起動はしません。アプリを起動するには選択したアイコンをダブルタップしなければならないのですが、VoiceOverに慣れていない方にとってはiデバイスがとても使いづらく感じるかもしれません。
LookTel VoiceOver Tutorial for iPhoneはVoiceOver有効時のジェスチャーを学習できるアプリケーションで、iTunes App Storeからダウンロードすることができます。アプリケーションのメッセージは英語ですが、指示に従って操作していくと以下のようなジェスチャーを学習することができます。
- タップ、ダブルタップ及びスプリットタップ
- 右フリックと左フリック
- 2本指でのダブルタップ
- ローターコントロール
- 上と下へのフリック
また、VoiceOver BasketballとVoiceOver Safe Gameという学習したジェスチャーで遊べるゲームもあります。これからVoiceOver向けのジェスチャーを覚えたいと考えていらっしゃる方は、このアプリケーションを試してみてはいかがでしょうか?
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