NVDA 2012.2リリース
6月7日に、無料でオープンソースのWindows用スクリーン・リーダーであるNVDAの公式版、2012.2がリリースされました。
これまでNVDAはインストール版とポータブル版の二つのパッケージで提供されておりましたが、このバージョンからは一つのパッケージで提供されるようになり、必要に応じて利用者自身がコンピューターにインストールしたり、ポータブル版を作成したりできるようになりました。また、インターネット経由で自動更新が行えるようになったことで、いつでも最新の状態のNVDAを利用できます。
ブラウズモード(Webコンテンツなどを読み上げるための機能)内では、要素コンテナの先頭と末尾に移動するためのコマンドが追加されました。Shift+,(カンマ)で先頭に、Shift+.(ピリオド)で末尾に移動できます。例えば、項目数の多いリストや、大きなテーブルを読み飛ばすような場合に有効です。
2012年6月13日追記および修正
NVDA 2012.2にはセキュリティ上の問題の可能性があるとして、2012.2.1が公開されましたのでリンク先を変更いたしました。
NVDA 2012.2.1は、以下のリンク先からダウンロードしてご利用ください。
ミツエーリンクスでは、WCAG準拠やJIS X 8341-3対応をはじめ、さまざまなWebアクセシビリティ関連サービスをご提供しています。是非アクセシビリティのページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。