「Web Accessibility Toolbar 2011」公開
The Paciello Group Blogの3月17日のエントリーにて「Web Accessibility Toolbar」のアップデート版が公開されています。
「Web Accessibility Toolbar」はWebサイトの文書構造、色、HTML、CSS、リンク、画像など、Webページのアクセシビリティを検証するのに役立つ機能が集められたInternet Explorer向けのツールバーです。
今回のアップデートでは、既に古くなってしまった機能や更新が必要な機能が削除された他、HTML5やARIAの検証に役立つ新機能などが追加されています。
Web Accessibility Toolbar 2011 の変更点
- Jim Thatcher氏によって開発された画像・スキップリンク・テーブルの検証機能を追加
- Webコンテンツの要素を検査するaViewerアプリケーションをバンドル
- リファレンスメニューの再追加
- Internet Explorerに組み込まれている「開発者ツール」へのアクセスボタンの追加
- HTML5の適合性をチェック
- ARIAランドマークのrole属性を表示
- HTML5のsection要素を表示
- 更新する必要がある、または古くなってしまった多くの機能の削除
本ツールは4月26日にMicrosoftより日本語版が公開されたInternet Explorer 9でも使用可能です。
詳細および、ダウンロードにつきましてはThe Paciello Group Blogのエントリー「Web Accessibility Toolbar 2011」をご参照ください。
なお、「Web Accessibility Toolbar 1.2.1 日本語版」を公開しているInfoaxia(インフォアクシア)では「Web Accessibility Toolbar 2011」についても、日本語版のローカライズを進めているとのことですので、日本語版のリリースにも期待したいと思います。
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