Flash Techniques for WCAG 2.0
10月14日付でTechniques for WCAG 2.0とUnderstanding WCAG 2.0 のアップデートが行われました。 今回の更新では、アクセシブルなFlashコンテンツを作成するためのFlash Techniques for WCAG 2.0が初めて追加されています。
例えば「FLASH1: Setting the name property for a non-text object」では、Flashコンテンツのオブジェクトに名前を設定し、支援技術がオブジェクトの内容をユーザーに通知できるようにするためのテクニックが公開されています。
また、今回の更新に合わせ、Flashの開発元であるAdobe社のAdobe Accessibilityでは、「Meeting WCAG 2.0 with Flash」というエントリーが公開されています。このエントリーでは、WCAG 2.0の達成基準と、適合レベル(Level A~ AAA)、関連するTechniques文書が一つの表でまとめられており、どの達成基準とTechniques文書が関連しているかを素早く確認することができます。
Techniques文書の解説はいずれも英語ですが、ページ内にはスクリーンショットによる説明もあるので、普段からAdobe Flashを利用している制作者にとっては、非常に有用な資料となると思います。
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