アクセシビリティ配慮の目的は?
ウェブアクセシビリティに配慮する際、その対応内容や方法ばかりが着目されがちのような気がしますが、実際には配慮しようとする理由、目的も忘れてはならないポイントになります。
アクセシビリティ配慮という時、その目的はふたつあるのかもしれません。ひとつは、健常者、障害者、高齢者を含め、ユーザーの置かれた状況を問わずにより多くのユーザーが情報にアクセスできるようにするという、アクセシビリティ本来の目的を達成することです。そしてもうひとつは、企業の取り組みの一環としての、企業イメージの向上といった、CSR活動の要素が強いものです。
「目的」が何であれ、まずそれを明確にすることはとても重要なことです。サイトを構築する際にその目的を明確にしないと、サイトの方向性が定まらないのと同じように、アクセシビリティに配慮しようという時には、誰に対して何を提供しようとしているのかを、まず考えていただければと思います。そうすれば、限られたコスト内で対応可能な作業もより明確に見えてくると思います。
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