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CSUN 2009参加レポート2: Welcome Reception

2009年3月18日
アクセシビリティ・エンジニア 辻

カリフォルニア滞在二日目の朝は、良く晴れていて気温も東京に比べるとかなり暖かでした。時差ぼけのためなのか朝早く目が覚めたので、早速中村とともにカンファレンスの参加受付を行いました。このカンファレンスでは、各人が事前にLetsGoExpoというシステムを使って参加登録を行い、受付会場に設けられたセルフチェックイン用の端末を使って参加受付を完了させるという流れになっています。

受付会場には一般の端末のほかに、JAWSなどのスクリーン・リーダーを利用できる端末もあり、全盲者が一人で訪れた場合でも、自身で受付を完了できるようになっています。今回私がびっくりしたのが、すべてのキーに点字の表示がついているキーボードでした。これまで、いくつかのキーを識別しやすいようにとの目的で、点字のラベルが貼られたキーボードは見たことがあったのですが、このようなタイプのものは初めてで、しばらくの間観察してしまいました。残念なことに、その端末は調子が悪く、私は独力で受付を完了することはできなかったのですが・・・。

お昼過ぎに、オースティンから到着した木達と合流し、3人で昼食をとりながら、滞在中のスケジュールについて簡単にミーティングを行いました。

Welcome Reception

午後は私たちが参加するカンファレンスの最初のイベント、Welcome Receptionが行われるので、アクセシビリティPodcastでもお馴染みのインフォアクシアの植木氏と合流し、Renaissance Hotelへ向かいました。

昨年まで、Welcome Receptionは朝の早い時間帯に行われていましたが、今年は午後5時半から開始されました。複数のスピーカーによる発表が行われ、会場からは時折笑いや拍手が起こっておりました。私は個人的に、初めてお聞きしたMike Paciello氏の声が、想像していたよりもずっとソフトで、穏やかな感じの方だったのが印象的でした。

Welcome Receptionの中で行われた重要な発表の一つに、来年のCSUNカンファレンスの会場の変更に関する情報がありました。記念すべき25回目となる来年のカンファレンスは、3月22日から27日の日程で同じカリフォルニア州サンディエゴのManchester Grand Hyatt Hotelで行われる予定です。

いよいよ明日からは、さまざまな分野の発表が同時進行で行われるGeneral Sessionがスタートします。私も、木達とともに3回目となるCSUNでの発表を行う予定です。

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