Webサイトのアクセシビリティを高めるための方法や国内外の関連情報など、さまざまな角度からWebアクセシビリティに関する話題をご提供していきたいと思います。
2009年05月29日
Yahoo! JAPANで音声認証開始
アクセシビリティ・エンジニア 辻
5月27日付のSolona Blogの記事、Yahoo Japan offers Audio Captcha on Japan ID Registration!によりますと、Yahoo! JAPANのYahoo! JAPAN ID登録ページで、音声による認証が開始されました。
これまでは、新規のYahoo! JAPAN IDを登録する際は、登録しようとしているのが人であることを証明する方法として、画像認証が使用されていましたが、音声を聞いて認証が行えるようになったことで、これまで独力で新規のユーザー登録を行うのが困難であった音声読み上げ環境の利用者にも、Yahoo! JAPAN IDを取得できる可能性が出てきたことは、とても素晴らしいと思います。
ところで、先に紹介した記事の中でも触れられていますが、この音声認証が提供されているのは、世界中のYahoo!の中の一部のようです。筆者が確認しましたところ、英語版のYahoo!のID取得ページには、まだ音声認証がありませんでした。
音声による認証がすべての利用者の問題を解決できるわけではありませんが、これをひとつのきっかけとしてさらにアクセシビリティが向上していくことを期待しています。
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2009年05月25日
『Webアクセシビリティ@秋葉原 -JIS改正原案の紹介-』終了
アクセシビリティ・エンジニア 中村

先日当Blogでもご案内いたしました『Webアクセシビリティ@秋葉原 -JIS改正原案の紹介-』が5月22日(金)に開催され、盛況のうちに終了いたしました。当日はお忙しい中、多数の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
各講演の内容につきましては、本セミナーのページのプログラムに各講演者の資料へのリンクがございますので、そちらをご参照ください。
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2009年05月15日
スクリーン・リーダーでTwitterを利用するには
アクセシビリティ・エンジニア 辻
3月に参加したCSUN期間中に行われたイベント、CSUN Tweetupは、Twitterとアクセシビリティについて考える良い機会でもありました。そこで本エントリーでは、スクリーン・リーダー利用者がTwitterを利用する際に役立つ可能性のあるTwitter用クライアントについて書いてみたいと思います。
Twitter.comの説明によりますと、Twitterは以下のようなサービスです。
Twitterは「いまなにしてる?」という質問に短い文章で答えることによって、友だちや家族、職場の同僚とつながり合うサービスです。
Twitterの特徴は、Webからだけでなく、Twitter APIを利用して作成されたアプリケーションやWebコンテンツからも投稿が行えることで、筆者もスクリーン・リーダーを使ってほぼ問題なく知人の発言を読んだり、自身で発言したりしています。
アカウント作成が最初の難関?
Twitterの利用を開始するには、まず自身のアカウントを作成しなければなりません。実は、この作業がスクリーン・リーダーの利用者にとって、最初の難関となる可能性があります。
名前やユーザー名などの情報を入力した後に、登録しようとしているのがコンピュータではないことをチェックするための画像認証があるからです。ただし、この画像認証には代替手段として、音声で問題が出題される方法も用意されているので、英語で出題される問題を聞き取ることができれば、登録作業を完了できます。また、昨年ご紹介したFirefox用のアドオン、Webvisumを用いることで、登録を完了させることもできます。
Twitterを利用するための環境
ユーザー登録が完了したら、次は実際にTwitterを利用する番です。もちろんTwitterのWebサイトでも作業はできますが、Twitter用のクライアントを使用すれば、より簡単にTwitterを利用できます。以下簡単に、筆者が試してみたスクリーン・リーダーで利用できるTwitterクライアントの情報を記します。
- Twit
- 発言がリストビューに表示され、スクリーン・リーダーで簡単に利用できるTwitter用クライアント。
- Tween
- JAWSに、スクリプトを組み込むことで利用できるTwitter用クライアント。
- OutTwit
- Microsoft Outlook上で動作するTwitterクライアント。
- McTwit(実行ファイルへ直接リンクされています)
- キーボード利用者向けに設計されており、JAWSやWindow-Eyes、System Accessのようなスクリーン・リーダーを利用して情報を読み上げさせることのできるTwitter用クライアント。
- Jawter
- JAWSの簡単な操作で利用できるTwitter用のスクリプト。
今回ご紹介したのは、数あるTwitter用クライアントの中で、筆者がスクリーン・リーダーとともに利用できたものの一部ですが、このほかにももっと多くのものがあるかもしれません。ぜひ、スクリーン・リーダーの利用者の方にも、ご自身が使いやすい利用環境をみつけて、Twitterでのコミュニケーションを活用していただければと思います。
なお、今回ご紹介したソフトウェアの中には、まだ開発中の物や、導入がやや難しいものも含まれております。ご利用になる際はご自身の責任でご使用ください。
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2009年05月14日
「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第27回
アクセシビリティ・エンジニア 中村
アクセシビリティPodcast 第27回をお届けいたします。今回は支援技術に関する情報をお届けするコーナー「教えて!辻ちゃん!!」をお送りします。今回は、無料でオープンソースのスクリーン・リーダー「NVDA」の操作方法を、辻ちゃん・ウエちゃんの二人が紹介いたします。どうぞお楽しみください。
概要
第27回では以下の内容についてお送りいたします。
- NVDAの読み上げ速度の調整
- NVDAでのWebコンテンツの閲覧
- NVDAでのPDFの閲覧
NVDA日本語版の最新パッケージはNVDA日本語化プロジェクトよりダウンロードいただけます。
なお、話題にあがっているサイトなどのリンク先につきましては、「全文を読む」のリンクよりテキスト化された内容でご確認ください。
聴取方法のご案内
ブラウザ上で再生される方は、下記のFlash Playerをご利用ください。
ダウンロードしてその他のプレイヤーで再生される方は、ダウンロードボタンよりmp3ファイルをダウンロードの上、ご利用ください。
音声がご利用いただけない環境の方は、「全文を読む」のリンクよりお進みください。「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第27回 テキストという見出しより、テキスト化された内容を提供いたしております。
また、iTunesなどRSS対応のソフトウェアをご利用の方には、辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast用RSSも提供いたしております。
なお、ご意見、ご感想などございましたら、当エントリーのコメント入力フォームよりお寄せください。たくさんのご意見をお待ちいたしております。
それでは、どうぞお楽しみください!
