Webサイトのアクセシビリティを高めるための方法や国内外の関連情報など、さまざまな角度からWebアクセシビリティに関する話題をご提供していきたいと思います。
2009年03月31日
「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第26回
アクセシビリティ・エンジニア 中村
アクセシビリティPodcast 第26回をお届けいたします。今回のPodcastは辻ちゃん・ウエちゃんがリスナーからいただいた質問にお答えする、「Listener's Voice」をお送りします。どうぞお楽しみください。
概要
第26回では以下の内容についてお送りいたします。
- フレームの使用について
- 音声読み上げ環境でのフレーム、インラインフレームの読み上げられ方
なお、話題にあがっているサイトなどのリンク先につきましては、「全文を読む」のリンクよりテキスト化された内容でご確認ください。
聴取方法のご案内
ブラウザ上で再生される方は、下記のFlash Playerをご利用ください。
ダウンロードしてその他のプレイヤーで再生される方は、ダウンロードボタンよりmp3ファイルをダウンロードの上、ご利用ください。
音声がご利用いただけない環境の方は、「全文を読む」のリンクよりお進みください。「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第26回 テキストという見出しより、テキスト化された内容を提供いたしております。
また、iTunesなどRSS対応のソフトウェアをご利用の方には、辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast用RSSも提供いたしております。
なお、ご意見、ご感想などございましたら、当エントリーのコメント入力フォームよりお寄せください。たくさんのご意見をお待ちいたしております。
それでは、どうぞお楽しみください!
「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第26回MP3ファイルのダウンロード
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2009年03月24日
CSUN 2009参加レポート7: カンファレンスを終えて
アクセシビリティ・エンジニア 辻
今私は、ロサンゼルスから成田に向かう飛行機の中でこれを書いています。朝早く、次の出張目的地に向かう木達を見送ってから、中村とともに帰国の途につきました。
CSUNに初めて参加した中村の感想の中に、日本では感じることのできないなにかを、このカンファレンスでは感じることができたこと、これは実際に渡米して参加することでしか得ることのできない貴重な体験だったというものがありました。確かに、日本ではあまり感じることのできないアクセシビリティに関する前向きで積極的な考え方に触れたり、文化の違う方々とコミュニケーションをとることで得たものは大きかったのではないかと思います。
カンファレンスを終えて
先にも書きましたとおり、ロサンゼルスで開催されるCSUNカンファレンスは、今年が最後となりました。Welcome Receptionの形式が変更になったり、新たにCSUN Tweetupというイベントが始まったりと、今年もこのカンファレンスを通じて、貴重な経験ができたと感じています。
筆者辻の主観に基づいた、もしかしたら偏った情報発信となってしまったかもしれませんが、このCSUN 2009参加レポートから、少しでも現地の熱気を感じ取っていただけておりましたら幸いです。なお、日本の連休や原稿提出の遅れにより、情報発信までに大きなタイムラグがでてしまったことをお詫びいたします。
次回はぜひ、4月17日のCSUN2009参加報告セミナーで、皆様とお会いできたらと思います。皆様のご参加をお待ちいたしております。
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2009年03月22日
CSUN 2009参加レポート6: やや縮小傾向の展示ブース
アクセシビリティ・エンジニア 辻
カンファレンスも最終日になると、「CSUN最終日の、しかもこんなに朝早い時間に、私たちのセッションに参加してくださってありがとうございます」という出だしで始まるセッションが多くなります。今年私が選んだのは、スペインのコードファクトリーという会社のモバイル機器に関するプレゼンテーションでした。ややスペインなまりの強いエンジニアの方と、名刺交換をしたり、機器の多言語サポートについてお話を伺ったりしました。
残念ながら今のところ、コードファクトリーの機器の日本語対応は行われていないとのことでしたが、すでに30ヶ国語に対応している機器には、大変興味を覚えました。
やや縮小傾向の展示ブース
CSUNカンファレンスへの参加の目的は、プレゼンテーションに参加することだけではありません。各企業や団体などが出している、展示ブースを訪れることでも、新たな発見ができます。
今回私たちが宿泊しているMarriottホテルの地下には、プレゼンテーションが行われる会議室のほかに、ブースがたくさんあります。これまで、このブースの周辺は大変混雑していて、通り抜けるのに苦労していました。しかし今年は、これまでになくそれぞれのブースが静かになったり、周辺があまり混雑しなくなったりしたのを感じました。CSUNも、やはり世界的な不況の影響を受けているのではないかと感じさせられるできごとでした。
いろんなブースを回って担当者の方とお話したり、商品説明を受けたりしました。中でも、私が今年特に注目したのが、JAWSでよく知られているFreedom Scientificのブースで配られていた、放送開始時から本年1月までのFSCastというPodcastコンテンツをすべて収録したCDでした。残念ながら今回持参しているコンピュータにCDドライブがついていないため、内容を確認することはできませんでしたが、とても貴重な情報源となりうるのではないかと期待しています。
明日はいよいよ日本に帰国するための移動日です。11時間以上のフライトをどのように過ごそうか、今から思案中です。
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2009年03月21日
CSUN 2009参加レポート5: 今年の発表に関する反省会
アクセシビリティ・エンジニア 辻
カンファレンスも残すところ二日となりました。今年のロサンゼルスは、例年になく気温が低く、暖かい毎日を期待していた私にとっては、少し物足りないような気がします。
今日私が印象に残ったのは、National Federation of the Blind(NFB)によるモバイル機器に関する発表でした。中立の立場なので、それぞれの機器について、長所と短所のどちらも言えるとおっしゃっていた彼らのプレゼンテーションは、なるほど市場にあるすべての視覚障害者向けの機器のことをよく理解していると感じさせられるものでした。
なかでも興味を引かれたのが、ある視覚障害者向けのモバイル機器で、カメラ機能を使って撮影した物体(例えば看板とか)の文字情報を、即座に認識して音声で読み上げるというものでした。ほとんど選択肢のない日本の視覚障害者向けのモバイル環境と比較して、英語圏に暮らす方々を、とてもうらやましく感じてしまいました。
今年の発表に関する反省会
すでに別のエントリーでもご紹介しましたとおり、3月18日にFlashコンテンツのアクセシビリティに関する発表を行いました。その発表につきまして、会場でそれぞれが受けた質問や、自身が感じた反省点などを持ち寄って、反省会を行いました。
私たちはこれまで、今年を含めて3年間にわたり、CSUNカンファレンスにスポンサーとして参加し、Webアクセシビリティに関する発表を行ってきました。3年間を振り返ってみて、3人で一致した意見として、今年の発表が、今までで一番良かったのではないかということになりました。もちろん、これは自分たちが行った発表だけに、自画自賛となってしまっている部分はあるかもしれませんが、発表を終えて、とても満足できたことは事実です。
会場をサンディエゴに移して行われる予定の来年のCSUNで、私たちが発表を行うことができるかどうかはまだわかりませんが、これまでの発表で得た事柄を教訓として、3年目にしてやっと完成の域に達するプレゼンテーションができたなと感じた反省会でした。
明日はいよいよ、カンファレンスも最終日となります。今年はまだ、さまざまな展示が行われているブースに行っていないので、セッションの合間をみつけて行けたらいいなと考えています。
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2009年03月20日
CSUN 2009参加レポート4: World is so small
アクセシビリティ・エンジニア 辻
昨日の発表終了でやや疲れが出てきたカリフォルニア4日目は、各自が事前登録しておいたセッションに参加すべく、それぞれが別行動を行いました。私も、三つのセッションに参加して、興味深い発表を聞くことができました。
中でもすばらしいと感じたのが、JAWS 10の新機能を紹介するセッション。コンピュータのトラブルが原因で、なかなかデモを行うことのできなかったプレゼンターが、会場を失望させることなく、セッションを進めていった様子にとても感動しました。最終的に、残り30秒のところでデモが始まり、会場を盛り上げていました。
World is so small
午後のセッション終了後に、International Receptionというパーティーが行われました。今年は、配られたパンフレットにパーティー開催の情報がなかったので、もしかしたら中止になったのではないかと思っていたのですが、会場はたくさんの人たちでにぎわっていました。私も、中村とともに1時間ほど参加し、数人の方々と交流を深めることができました。
このパーティーで、たまたま相席になったドイツ人の方々とお話しするうちに、お互いに共通の知人が複数いることがわかりました。CSUNはアクセシビリティに関するカンファレンスであり、お互いにアクセシビリティ関係の仕事をしているので、このような偶然は少なくないのかもしれませんが、「世界はほんとに狭いよね」といってお別れいたしました。
先にも書きましたが、カンファレンスも後半に入り、そろそろ疲れが出てきたように感じています。ですが、明日はNVDA開発者たちとランチをする予定があったり、参加してみたいセッションもたくさんあるので、とても楽しみです。ロサンゼルスで開催されるカンファレンスは、今年で最後となりそうで、少し寂しい気もしますが、残りの2日間を満喫したいと思います。
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2009年03月20日
CSUN 2009参加レポート3: CSUN Tweetup
アクセシビリティ・エンジニア 辻
今日はGeneral Sessionの初日であり、私たちのプレゼンテーションの日でもあります。忙しくなることを考慮して朝ごはんをしっかり食べておこうと思い、木達、中村とともに、コンチネンタルブレックファストを食べることにしました。毎年アメリカにくると、このアメリカらしい朝ごはんを食べるのが楽しみなのですが、今年もいつものように少し食べ過ぎてしまったようです。
余談ですが、東京は私たちが出国した次の日くらいから、少しずつ暖かくなってきたということをTwitter / tokyoforecastの情報で知りました。このような情報までもが、簡単にインターネットから入手できるようになったことは、改めてすばらしいことだなと感じています。
午前中にNVDAに関するプレゼンテーションに参加した後、私たちの発表の最終練習をホテルの部屋で行いました。今年は英語で十分に発表練習を行うことができなかったものの、ここロサンゼルスで行った練習は、過去最高のできだったと思います。なお、午後に行った私たちのプレゼンテーションの様子は、別のエントリーで写真を公開しておりますので、ぜひご覧ください。
CSUN Tweetup
忙しかった一日の締めくくりは、今年初めて行われたCSUN Tweetupというイベントへの参加でした。Twitterの利用者があつまり、Twitterとアクセシビリティを主なキーワードに、さまざまなライトニングトークが行われ、参加者同士の交流も大変な盛り上がりでした。
イベントの最後に行われたインフォアクシアの植木氏のスピーチは、すべてのものをアクセシブルにしていくために、皆でがんばっていこうという趣旨の内容で、とてもすばらしいものでした。
それにしても、Twitterの利用者でこんなにたくさんの方々がCSUNに参加されているというのは、大変な驚きでした。60名以上の参加者の数もすごいと思いますが、今年のCSUNに関するさまざまなつぶやきをご覧になるだけでも、各セッションの概要がわかるかもしれません。
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2009年03月19日
速報:CSUN 2009での発表終了
アクセシビリティ・エンジニア 辻

現地時間で3月18日の午後(日本時間3月19日早朝)、今回の渡米の目的の一つである、CSUN 2009でのプレゼンテーション、How to Make Your Flash Content Accessible and WCAG 2.0 Compliantを終了しました。54名もの方々にご参加いただき、発表を終えることができたことは、とてもすばらしい経験となりました。
スライドの公開は後日行いたいと思いますが、プレゼンテーション中に中村が撮影した写真を共有したいと思います。改めまして、私たちのプレゼンテーションにご参加いただいた皆様に感謝いたします。
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2009年03月18日
CSUN 2009参加レポート2: Welcome Reception
アクセシビリティ・エンジニア 辻
カリフォルニア滞在二日目の朝は、良く晴れていて気温も東京に比べるとかなり暖かでした。時差ぼけのためなのか朝早く目が覚めたので、早速中村とともにカンファレンスの参加受付を行いました。このカンファレンスでは、各人が事前にLetsGoExpoというシステムを使って参加登録を行い、受付会場に設けられたセルフチェックイン用の端末を使って参加受付を完了させるという流れになっています。
受付会場には一般の端末のほかに、JAWSなどのスクリーン・リーダーを利用できる端末もあり、全盲者が一人で訪れた場合でも、自身で受付を完了できるようになっています。今回私がびっくりしたのが、すべてのキーに点字の表示がついているキーボードでした。これまで、いくつかのキーを識別しやすいようにとの目的で、点字のラベルが貼られたキーボードは見たことがあったのですが、このようなタイプのものは初めてで、しばらくの間観察してしまいました。残念なことに、その端末は調子が悪く、私は独力で受付を完了することはできなかったのですが・・・。
お昼過ぎに、オースティンから到着した木達と合流し、3人で昼食をとりながら、滞在中のスケジュールについて簡単にミーティングを行いました。
Welcome Reception
午後は私たちが参加するカンファレンスの最初のイベント、Welcome Receptionが行われるので、アクセシビリティPodcastでもお馴染みのインフォアクシアの植木氏と合流し、Renaissance Hotelへ向かいました。
昨年まで、Welcome Receptionは朝の早い時間帯に行われていましたが、今年は午後5時半から開始されました。複数のスピーカーによる発表が行われ、会場からは時折笑いや拍手が起こっておりました。私は個人的に、初めてお聞きしたMike Paciello氏の声が、想像していたよりもずっとソフトで、穏やかな感じの方だったのが印象的でした。
Welcome Receptionの中で行われた重要な発表の一つに、来年のCSUNカンファレンスの会場の変更に関する情報がありました。記念すべき25回目となる来年のカンファレンスは、3月22日から27日の日程で同じカリフォルニア州サンディエゴのManchester Grand Hyatt Hotelで行われる予定です。
いよいよ明日からは、さまざまな分野の発表が同時進行で行われるGeneral Sessionがスタートします。私も、木達とともに3回目となるCSUNでの発表を行う予定です。
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2009年03月18日
CSUN 2009参加レポート1: 出国
アクセシビリティ・エンジニア 辻
3月16日から、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される、Technology and Persons with Disabilities Conferenceに参加するため、アクセシビリティチームの中村と辻の2名で渡米しています。現地では、同じくR&D本部の木達と合流し、How to Make Your Flash Content Accessible and WCAG 2.0 Compliantと題したプレゼンテーションを行うことになっています。
今回から帰国直前まで、できるだけタイムラグの少ない形で、現地の様子をレポートしていけたらと考えております。少しでもこの「障害者、高齢者に関する世界最大級のカンファレンス」の臨場感を感じていただけましたら幸いです。
なお、各人が参加したセッションの詳細などは、4月に開催予定のCSUN 2009参加報告セミナーでお伝えしたいと思います。
出国
3月16日、空港に向かう電車の中で、突然のフライトスケジュールの変更に関する連絡を受けました。今回、全盲である筆者と、初めての渡米となる中村の二人でのフライトだったため、このスケジュール変更は予想外で大変驚きました。
空港についてからはほぼ問題なく手続きも終了し、予定より2時間遅れの飛行機で、サンフランシスコ経由で3月17日にロサンゼルスに入りました。今回は、予想外のフライトスケジュールの変更というハプニングがありましたが、現在は先に渡米していた木達とも合流し、プレゼンテーションに向けて最終調整を行なっているところです。
当社として3回目の参加となる今年のカンファレンスでは、前年に引き続きNVDA開発者とのミーティングも予定されており、日本語化の現状や要望などを意見交換する予定です。
ところで、アメリカにきて最初に全盲の私が困るのが、エレベーターの階数を知らせるアナウンスが日本とは違う点です。当社のあるスクエアタワーには、各階に停止するごとに何階かを音声で教えてくれるエレベーターがありますが、私はアメリカで同じようなものに出会ったことがほとんどありません。
これまで、このカンファレンスに参加するために3箇所のホテルに滞在しましたが、どのホテルのエレベーターでも、各階にたどり着くごとに小さなビープ音が鳴るだけなのです。全盲の利用者は、その数を数えて目的の階に到達したことを知ることができます。どちらの通知方法にも良い点と悪い点があると思いますが、日本では当たり前だと考えてきたアクセシビリティについて、最初にその違いを体感できるのがこのアメリカのエレベーターなのです。
明日はいよいよ、最初のCSUNのイベント、Welcome Receptionが開催されます。時差ぼけにならずに参加できると良いのですが。
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2009年03月02日
「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第25回
アクセシビリティ・エンジニア 中村
アクセシビリティPodcast 第25回をお届けいたします。今回は支援技術情報をお届けするコーナー「教えて!辻ちゃん!!」をお送りします。今回は無料でオープンソースのスクリーン・リーダー「NVDA」の導入方法を、辻ちゃん・ウエちゃんの二人が実際にNVDAを動かしながらご紹介いたします。どうぞお楽しみください。
概要
第25回では以下の内容についてお送りいたします。
- NVDAの入手方法
- NVDAのインストールの方法
- NVDAの基本的な設定の仕方
NVDA日本語版の最新パッケージはNVDA日本語化プロジェクトよりダウンロードいただけます。
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それでは、どうぞお楽しみください!
