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アクセシビリティBlog

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2012年8月1日

アクセシブルなWebとアプリで楽になった私の生活

アクセシビリティ・エンジニア 辻

Webがアクセシブルになったり、生活の様々なシーンで利用者をサポートするアプリが登場したりと、視覚障害者の生活が昔に比べて便利になっていることは確かです。しかし、一口に「便利になった」と言っても、どのような作業がどのように便利になったかはなかなか伝わりません。この記事では、筆者であるPat Pound氏の今の生活と、アクセシブルなWebやアプリを使用していなかった頃の生活を比較して、それぞれのタスクがどのように楽になったかが紹介されています。

アクセシブルなWebとアプリで楽になった私の生活!

Pat Pound 著
(この記事は、Deque Systems社のBlogに投稿された記事、My Life Simplified via Accessible Web and Apps!を翻訳したものです。当Blogは翻訳の正確性を保証しませんので、必要に応じて原文を参照してください。)

ここでご紹介するのは、アクセシブルなWebサイトやiOSアプリを使って私の生活がどんなに楽になったかの一例で、スクリーン・リーダーを必要としている人たちにとって役立つものと思います。

現在私は、電話のアラームで目覚めると同時に天気予報を確認しています。以前はこの作業を行う場合、特別に開発された触読式または音声読み上げ機能のある時計を使用し、天気予報の確認にはラジオやテレビを使っていました。

服を選ぶときは、Vizwizという投稿した写真の視覚情報に関する質問ができるアプリを使って「このブラウスは何色ですか?」のように質問しています。服選びと言えば、以前は服に付ける点字のタグを購入し、それをすべての服に付けるという面倒な作業をすることがベストな方法でした。

朝食も作っています。Big Ovenというアクセシブルなアプリの新作のレシピを使い、iPhoneのタイマー機能で調理時間を計っています。以前は、高価で大きくてかさばる点字本を購入しなければなりませんでした。私の料理に対する視野が広がったことは言うまでもありません。

インターネット上のプレゼンテーションを聴きながらノートも取れます。以前は、プレゼンテーション会場まで点字の筆記用具を運ばなければなりませんでしたが、現在はネットブックでプレゼンテーションを聴きながら、キーボードを接続したiPhoneのDraftpadというアプリでノートを取っています。

紙幣も識別できます。 Looktel Money Readerというアプリで紙幣の種類を読み上げ、種類別に折り曲げて財布にしまいます。以前はこの作業にもかさばる高価な機器が必要でした。

食品や日用品の買い物もしています。ストアのアプリを使用してセール情報を確認したり、広告メールのクーポンをマークしてオンラインで注文を行い、近所の人たちの分まで買い物をすることもあります。以前は、ストアのアクセシブルなセール情報やクーポンはほとんどなく、あったとしてもそれは点字で書かれていて晴眼者の運転手たちと情報共有しづらいものでした。

映画も見ます。近くの映画館に音声解説付きの映画があることを知り、上映スケジュールを確認してiPhone上のFandangoアプリでチケットを買いました。以前は、これだけの作業をするために何度も電話をかけなければなりませんでした。

日常生活の例をもっと挙げることもできますが、おそらくもう私が言おうとしていることのポイントがお分かりいただけたのではないかと思います!電子情報のアクセシビリティは私の生活を大幅に改善し、支援機器のための支出を軽減し、そして文字通り私が持ち運ぶ荷物を軽くしました。アクセシビリティを通じてこれを可能にした開発者には脱帽です!

Pat Poundはテキサス州オースティン出身の障害のあるコンサルタントで、長年にわたり支援技術を使用し、80年代に視覚障害者向けのトレーニングユニットを開始しました。彼女は長い間テキサス州のために働き、情報アクセシビリティを含む障害者政策を行いました。現在は退職していますが、それはつまり、自分の好きなように仕事をしているということです! 彼女は機織りであり、ゲーム愛好家であり習熟した視覚障害児向けのiOSデバイスの先生です。「自身の視覚障害は、私をたくさんの興味深い方向に導いてくれました。そして今は、テクノロジーが私たちの生活を改善してくれるさまを見るときです!」

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