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2011年7月7日

NVDA 2011.2の日本語翻訳について

アクセシビリティ・エンジニア 辻

6月30日のエントリーでは、NVDA 2011.2Beta1がリリースされたこと、句読点や記号用の読み上げ辞書と、文字の説明読み機能が新たに搭載されたことをお伝えしました。7月7日には、NVDA ProjectからNVDA 2011.2Beta3がリリースされ、7月中の正式リリースに向けて準備が続けられています。

私たちミツエーリンクスでも、NVDA 2011.2に向けた翻訳作業を急ピッチで続けており、正式版のリリースまでにはできるだけ最新の翻訳結果をコミットしたいと考えております。今回は、私たちが取り組んでいる翻訳作業の現状と、NVDA 2011.2に向けた作業スケジュールをご紹介します。

NVDAのメッセージ翻訳

NVDAの日本語メッセージは、NVDA ProjectのMainブランチのソースコードをもとに翻訳を継続しています。現在952項目が翻訳されており、2011.2リリース時には最新の翻訳結果が組み込まれる予定です。

記号読み辞書と1文字詳細読み辞書

これらの読み上げ辞書には、Bilingual Emacspeak ProjectからGPLライセンスで提供されている詳細読み辞書を元に、ミツエーリンクスで変更を加えたものを使用しています。現在辞書の最終調整を行っており、2011.2リリース時には最新の辞書が組み込まれる予定です。

ユーザーガイドとキーコマンドクイックリファレンス

現在NVDAに同梱されている日本語のユーザーガイド及びキーコマンドクイックリファレンスは古くなっているため、2011.2に向けて全体の見直しを行うことにしました。頻繁に利用される可能性の多いキーコマンドクイックリファレンスを優先して翻訳しましたが、まだユーザーガイド全体の翻訳を完了できておりません。引き続き翻訳作業を続けていきますが、2011.2に同梱されるユーザーガイドは、一部が日本語に翻訳されたものになる予定です。どうぞご了承ください。

今回紹介した日本語ファイルは、近日中にNVDAプロジェクトにコミットされる予定です。最新のファイルにつきましては、NVDAのMainブランチをご参照ください。

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