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CSUN参加レポート2: 2度目を迎えたCSUN Tweetup

2010年3月29日
アクセシビリティ・エンジニア 辻

今年も昨年に引き続き、世界最大級のアクセシビリティに関する国際会議、CSUNに参加するために渡米しております。今回はCSUN参加二日目の様子を、会場のManchester Grand Hyatt San Diegoからお伝えいたします。

時差に体が馴染んでいないためか、朝6時半から開始されるホテル内の歩き方のオリエンテーションを逃してはならないと思っていたためか、今朝は早めに目が覚めました。Web上の申し込みページには、参加者の上限は16人と書いてあったのですが、ツアーが始まってみると20人以上の視覚障害者の方が参加していました。
1時間ほどのツアーでは、さまざまな発表が行われる部屋や、停止する階の違うエレベーターのあるホール、二つに分かれているホテルのタワーの行き来のしかたなど、とても1度では覚えきれないような内容が紹介されました。実際には、たとえ案内していただいた内容をすべて記憶するよりも、実際に歩いてみることで、体でなんとなく場所の雰囲気を覚えることができたことで、ホテル内の移動に自信がついたような気がしました。

本日は5件の発表を聞くことができました。中でも気になったのは、Serotek社のRemote Incident Manager (RIM)に関するプレゼンテーションで、会場から遠隔地にあるコンピュータを制御してテクニカルサポートを行うことができるデモが印象に残りました。

2度目を迎えたCSUN Tweetup

昨年初めて開催された、CSUN参加者のTwitter利用者が交流を深めるイベント、CSUN Tweetupが、午後6時から8時まで開催されました。サイト上で参加登録をした方は98人とのこと、会場の雰囲気から、私はもっと多くの方が参加されたのではないかと感じました。

会場が大きく、参加者も去年よりも増えた結果として、今年のイベントは少し騒々しくて発表者が話されている内容が聞き取れないほどでした。改めて、Twitterが多くの方々に使用されるようになり、コミュニケーションの手段として定着してきたように感じたイベントでした。

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