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アクセシビリティBlog

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2009年1月21日

NVDA R2676日本語版公開

アクセシビリティ・エンジニア 辻

先週の当Blogのエントリーでもご紹介しましたが、来る1月24日、オープンソースカンファレンス2009 Sendaiに参加し、Pythonで開発する高機能なスクリーンリーダー「NVDA」と題した講演を行うことになりました。そこで、当日のデモンストレーションで使用する予定の、NVDA日本語版の最新パッケージ、NVDA R2676Jを公開いたしました。

本エントリーでは、最新パッケージでの変更点についてご報告いたします。

設定ファイルの保存先

NVDAの設定情報はこれまで、NVDAをインストールしたフォルダ(インストール時に変更しなければC:\Program Files\NVDA)にnvda.iniというファイル名で保存されていました。

今後は、個々のユーザーごとに設定ファイルが保存されるようになったため、使用したい音声エンジンの種類や早さなど、同じコンピュータを共有するユーザーであっても、個別の設定内容でNVDAを起動できます。

ユーザー別の設定ファイルnvda.iniは、個別のユーザーごとに、アプリケーション別の設定が保存されているフォルダ内のNVDAというフォルダに保存されていますので、何らかの変更が必要な場合や既存の設定ファイルを削除したい場合は、例えばC:¥Documents and Settings¥<ユーザー名>¥Application Data¥nvdaフォルダにアクセスして作業を行ってください。

仮想バッファーの設定項目の移動

これまで、NVDAでWebコンテンツを閲覧する際に使用される、仮想バッファーに関する設定は、「仮想バッファーの設定」という設定メニュー内のダイアログにまとめられていました。

しかし、見出しやリスト、テーブルなどに関する設定項目は、Wordなどで使用される書式情報にも関連があることから、設定メニューの中の「書式情報」ダイアログに移動されました。仮想バッファーに関連のある項目で、書式情報の設定ダイアログに移動されたのは、以下の項目です。

翻訳中のユーザーガイドについて

NVDAのユーザーガイドは、まだ日本語への翻訳が完了していません。現在は、NVDA Japanese Usersの方々の協力を得て、第6章までの仮翻訳が終了しているところです。まだ翻訳中の暫定版ですが、下記のページからご参照ください。

このユーザーガイドの翻訳は、今後も継続していく予定です。また、翻訳にご協力いただける方も募集しています。NVDA Japanese Usersまでご連絡をいただけましたら幸いです。

NVDA R2676Jのパッケージは、NVDA日本語化プロジェクトのページからダウンロードできます。まだ開発途中のものであり、予期できない問題を含んでいる可能性もありますので、ご自身の責任でご利用ください。

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