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アクセシビリティBlog

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2008年6月4日

「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第16回 前編

アクセシビリティ・エンジニア 中村

アクセシビリティPodcast、第16回 前編をお届けいたします。今回も前後編に分け、CSUN報告の第2回目をお送りしたいと思います。

概要

第16回 前編では、CSUN2008に関する情報として、International Harmonizationについての話題を扱っています。

なお、話題にあがっているサイトなどのリンク先につきましては、「全文を読む」のリンクよりテキスト化された内容でご確認ください。

聴取方法のご案内

ブラウザ上で再生される方は、下記のFlash Playerをご利用ください。

ダウンロードしてその他のプレイヤーで再生される方は、ダウンロードボタンよりmp3ファイルをダウンロードの上、ご利用ください。

音声がご利用いただけない環境の方には、本エントリーの最後にテキスト化された内容を提供いたしております。

また、iTunesなどRSS対応のソフトウェアをご利用の方には、辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast用RSSも提供いたしております。

なお、ご意見、ご感想などございましたら、当エントリーのコメント入力フォームよりお寄せください。たくさんのご意見をお待ちいたしております。

それでは、どうぞお楽しみください!


「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第16回 前編MP3ファイルのダウンロード

「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第16回 前編 テキスト

植木、辻(以下、二人):
辻ちゃん、ウエちゃんのアクセシビリティPodcast、シーズンスリー、いぇ~い!(拍手)
辻:
はい、第16回目となりましたアクセシビリティPodcast、
植木(以下、ウ):
はい、
辻:
今回もミツエーリンクスのスタジオからお送りして参りまーす。
ウ:
はい、
辻:
私は辻ちゃんことミツエーリンクスの辻勝利です。そして、
ウ:
はい、えー、ウエちゃんことインフォアクシアの植木です。
辻:
よろしくお願いしまーす。
ウ:
よろしくお願いしまーす。
辻:
いや、ウエちゃん梅雨ですねぇ。
ウ:
はい、ねぇ、梅雨といえば雨。
辻:
雨、雨と言えば、
ウ:
雨男。
辻:
雨男と言えば(笑)、
ウ:
ウエちゃん!
辻:
ウエちゃん、えー、本当に、前回のCSUNの参加報告セミナーもすごい雨の、
ウ:
ねぇ(笑)、見事に雨が降って、風も吹くし、
辻:
そうですねぇ、
ウ:
何かね僕が行くところどころ雨は降るしね、台風が来たりするんだよね。
辻:
(笑)。でもあの天気の中ですんごい沢山の人、来てくださいましたよね。
ウ:
ねぇ、あれは嬉しかったね。
辻:
はい。
ウ:
うん。
辻:
ということで、今回はですね、あの、リスナーの皆様向けにCSUNの報告ということで、CSUN報告の第2回目をお届けして参りたいと思います。
ウ:
ね、ロサンゼルスは天気良かったよね。
辻:
はい。
ウ:
雨男いたのにね。
辻:
まぁ、でも、1回、こう、すごい風の日あったじゃないですか。
ウ:
ありえないぐらい風が吹きましたねぇ、そういえばねぇ。
辻:
(笑)、あれびっくりしましたねぇ。
ウ:
はい、
辻:
やっぱり、あれもウエちゃん効果ですか?
ウ:
かもしんないですね、いよいよグローバル展開を始めたかもしれませんね。
辻:
はい、今回のアクセシビリティPodcastは内容を拡大してお送りいたします。
CSUN2008
辻:
えー、今回のCSUN参加報告、International Harmonizationということで、
ウ:
はい、
辻:
ウエちゃんからご報告をお願いしたいと思います。
ウ:
はい、えーっと、International Harmonization。
辻:
はい、
ウ:
まぁ、日本語で言うと国際協調、
辻:
はい、
ウ:
っていうんですかね、まぁ、あのー、言葉だけ聞くと何のこっちゃ、っていう感じかもしれないんですが、
辻:
うーん、
ウ:
えー、二つの面がありまして、一つはですね、アクセシビリティのガイドライン、
辻:
はい、
ウ:
これ実はですね、えー、今W3CWCAG 2.0を作っていて、
辻:
はい、
ウ:
アメリカの方ではリハビリテーション法508条の改正が進められていて、
辻:
はい、結構厳しい法律ですよね、
ウ:
うん。で、日本ではJIS X 8341-3が来年改定されると、
辻:
はい、
ウ:
ということで、実は今年の後半から来年にかけてはですね、国内外のアクセシビリティガイドラインの改定ラッシュなんですよ。
辻:
あー、なるほど。
ウ:
はい、その中で、えー、一つのキーワードになっているのがInternational Harmonizationと。
辻:
はい、
ウ:
いうことで、これは実際にですね、えー、CSUN、アメリカのロサンゼルスで開かれたということもありまして、
辻:
はい、
ウ:
アメリカのリハビリテーション法508条の改正に関するセッションがありまして、
辻:
はい、
ウ:
まぁ、その内容をちょっとお話しようと思うんですけども、
辻:
はい、
ウ:
えーっと、リハビリテーション法508条、先ほど辻ちゃん厳しいんですよねって言いましたけども、
辻:
ええ、
ウ:
2001年の6月に施行された中に、電子・情報技術アクセシビリティ基準というのがありまして、
辻:
はい、
ウ:
まぁ、これ、基本的には連邦政府機関のウェブサイトだとか、イントラネットが対象になるんですけれども、えー、このアクセシビリティ基準を満たしていないと、えー、訴訟の対象になると。
辻:
はい。
ウ:
ということで、かなりですね、インパクトが大きかったわけなんですけども、まぁ、気が付くとね、2001年ですから、もう7年、
辻:
あぁ、もうそんなたっちゃいますねぇ。
ウ:
たってましてねぇ、うん。で、その間に最近で言えばそれこそ、えー、iPodだの、iPhoneだの、
辻:
うーん、
ウ:
何かこう、色々あの、2001年当時には無かった新しい技術、新しい製品がどんどんITという中でも出てきてます、と。
辻:
はい。
ウ:
という中で、えー、やっぱり現状にあったものに変えなきゃいけないだろうと、
辻:
はい、
ウ:
いうような背景もありまして、えー、リハビリテーション法508条の改正が進められています、と。
辻:
はい、
ウ:
で、えーっと、2001年に作った時にはですねこれアメリカだけで作ってしまったので、
辻:
うーん、
ウ:
実は作った後からですね、色んな海外諸国から批判を浴びたりもしたと、
辻:
あれですよね、海外で、アメリカ向けに製品を輸出する国とか、
ウ:
そうそうそう、
辻:
にとっては、
ウ:
アメリカが作ったアメリカの基準に合わせなきゃいけないっていう、ね、
辻:
うーん、
ウ:
そこで、今回はですね、アメリカだけではなくって、ヨーロッパとか、オーストラリア、それから日本からもですね、
辻:
日本からも、
ウ:
ええ、各国の代表に集まってもらえるような形で、えー、アメリカ連邦政府の諮問委員会、これ、TEITACって言うんですけども、
辻:
はい、
ウ:
えー、という諮問委員会が組織されて、
辻:
何か船みたいな、名前ですね、
ウ:
タイタニック。
辻:
はい。
ウ:
で、えー、このTEITACという諮問委員会で、改正の原案が作られましたと、いうことで、で、おそらく今年中にですね、えーっと、政府の方でそれをきちんとドラフトとしてまとめ上げた上で、公開されて、まぁ、一般からのコメントを募集しますと。
辻:
はい、
ウ:
で、えー、その上で、来年、多分夏前後になるんじゃないかと思いますが、えー、改正された508条が施行される予定になっていると。
辻:
はい。
ウ:
ということで。で、単純に諮問委員会の方に、あのー、アメリカ以外の色んな国からメンバー集めて参加してもらっているというだけじゃなくってですね、例えばそのW3Cが今作成しているWCAG 2.0、
辻:
はい、
ウ:
とかですね、あとISOの方で、えーと、ソフトウェアのアクセシビリティの新しい国際標準が今作られてまして、こちらもやっぱり今年中に出来上がる予定なんですけれども、
辻:
おおー、なるほど、
ウ:
ISOの9241-171というのがあるんですが、
辻:
すごい何か、覚えにくそうな番号ですね、
ウ:
そうそうそう、ちょっと覚えにくいんだけどね。
辻:
うん。
ウ:
で、こういうですね、規格とも整合性を取ると、いうことを意識して作られていますと、
辻:
はい。
ウ:
で、えー、日本のJISもですね、これからまぁ、改定作業が始まるところなわけなんですけれども。ま、日本のJISもやっぱりWCAG 2.0をベースにしようという方向に進みそうですし、
辻:
はい、
ウ:
ま、あの、今までアクセシビリティのガイドライン、実は本質的にはあの、国が違っても言葉が違っても、
辻:
そうそうそう、
ウ:
やることは同じだったんですよね、
辻:
向かってる方向ってのは同じはずなのに、
ウ:
うん、
辻:
色んなガイドラインが、それぞれの、ねぇ、考え方の、
ウ:
うん、国ごとに作って、
辻:
はい、
ウ:
言語ごとに違ったりとかって、
辻:
はいはいはい、
ウ:
ていうのはあったんですが、まぁ、それをですね、なるべく共通できる部分はもう共通化しましょうと、
辻:
はい、
ウ:
いうことで、一つにまとまっていく方向にありますと、えー、いうことで、まぁ、508条に関してはアメリカの法律ではあるんですけれども、やっぱりアメリカって影響力大きい国でもありますのでね、
辻:
はい、
ウ:
えー、アメリカ独自のものを作るというのではなくて、きちんと国際協調ということを見据えて今作っていると、いうことで、えー、例えばですね、あのー、皆さん、リスナーの皆さんの身近なところでいうとツール、色んなツールがあるじゃないですか。
辻:
はいはいはい、
ウ:
例えば、webコンテンツを作るのにDreamweaver、ていうのがありますけれども、
辻:
はい、
ウ:
ああいうツールにアクセシビリティチェック機能つけるって言った時にですね、ガイドラインが言語ごとにバラバラだと言語ごとにAdobeはチェック機能作り変えなきゃいけない訳ですよ。で、実際にあのー、JISが出来た時には、えー、508条ともWCAGとも違う項目がいくつかあったので、
辻:
うんうん、
ウ:
Adobe、あ、当時はMacromediaでしたけれども、
辻:
はい、
ウ:
日本語版のためにですね、えー、追加のコストと時間をかけて、JISに対応したチェック機能を開発したと、いうことがありました。
辻:
はい。
ウ:
で、これなんかもガイドラインがある程度共通化してくれればですね、英語版と日本語版同時にちゃんとアクセシビリティチェック機能を提供できるっていうことになるので、
辻:
はい、
ウ:
そういう意味で、えー、メーカーもハッピーだし、
辻:
うん、
ウ:
その製品、ツールを使うユーザーもハッピーだし、
辻:
はい、
ウ:
その結果アクセシブルなサイトが増えればユーザーもハッピーということで、
辻:
そうですねー、
ウ:
まぁ、みんなハッピーになるということで、そんなサイクルがこれからあの、出来上がってくんじゃないかなー、と。
辻:
なるほどねー。
ウ:
と、思ってます。
辻:
あの、支援技術についても、
ウ:
うん、
辻:
国際協調ってすごい必要だなって思っていまして、
ウ:
うん、
辻:
そういう意味ではこうNVDAとか、
ウ:
うん、
辻:
まぁ、あのー、それこそ、言語設定の部分だけ変えるだけでこう、色んなところで使えるツールとして、まぁ、支援技術として、
ウ:
うん、
辻:
こう、発展していくのかなぁとか思ったりしているんですけど、
ウ:
そうだよね、あのー、そういう意味では本当に同じものをね、あちこちで作るんだったらみんなで協力して、一個いい物作って、
辻:
うーん、
ウ:
で、必要な部分だけそれぞれの国とか、言語のために、こう、いじればいいじゃんっていう、
辻:
そうですね、
ウ:
まぁ、その方がもっとより広くね、より多くの人にアクセシビリティ、
辻:
うーん、
ウ:
広がっていくんじゃないかなぁっていう気がしますね。
辻:
まぁ、現状ってスクリーン・リーダーごとに読み上げ方って違ったりしてて、
ウ:
うん、
辻:
すごい、こう、それこそ、このスクリーン・リーダーのユーザーはこれが使えるけど、こっちでは使えないとかってあるじゃないですか、
ウ:
うん、あとキーの操作も違うよね。
辻:
そうなんですよね。
ウ:
微妙にね。
辻:
だからそういうところも何か共通化していけるといいですよね。
ウ:
そうですねー。
辻:
はい。
ウ:
はい。
辻:
ということで、えー、国際協調、えー、International Harmonizationに関する話題でした。
ウ:
はい。
辻:
引き続き後編もお楽しみ下さい。それでは、
二人:
アディオス、アミーゴース!

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