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アクセシビリティBlog

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2007年12月11日

Accessibility Interoperability Alliance

アクセシビリティ・エンジニア 辻

12月10日付けのAccessibility Interoperability Alliance (AIA)のプレスリリースによりますと、Adobe、Microsoftをはじめとした主要なIT企業と支援技術関連企業が、協同でアクセシビリティ向上を目的とした開発促進団体を結成したと発表しました。

AIAは、今までそれぞれの企業が独自に開発してきたアクセシビリティ関連技術を集約し、その技術を必要としている障害者などの支援技術利用者の生活の質を向上させることを目的としています。これまでに、それぞれの企業がMSAAやJava Accessibility API、IAccessible2などの技術を開発してきましたが、それぞれの技術は今日の最新テクノロジーをすべてカバーしているわけではなく、またそれぞれの技術には十分に互換性がないことから、AIAではそれらを標準化し、ANSIやISOのようなスタンダードとして普及させることを目指しています。

AIAの運営委員会は、Information Technology (IT)企業、Assistive Technology (AT)企業、そしてその両方から選ばれた代表者の三者によって組織され、現在IT企業からはAdobe社のAndrew Kirkpatrick氏、AT企業からはQualiLife社のClaudio Giugliemma氏、そして運営委員会の代表者にはMicrosoft社のRob Sinclair氏が選ばれています。

プレスリリースによりますと、現在4つのテーマでプロジェクト活動が予定されております。中でもWebアクセシビリティに関連があり筆者が興味を持ったのが、あらゆるブラウザで共通の操作を可能にするためのキーボードショートカットの開発です。現状、スクリーン・リーダー利用者は別のスクリーン・リーダーを使用する場合に、そのソフトウェア固有のショートカットキーを習得しなければ、快適にWebにアクセスすることができず、もし共通のショートカットキーが使用されるようになれば、利用者の負担が軽減される可能性があるからです。

AIAが、今後Webアクセシビリティにどのような影響を与えることになるのか、注目したいと思います。

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