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アクセシビリティBlog

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2007年11月2日

「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第4回

アクセシビリティ・エンジニア 中村

アクセシビリティPodcast、第4回をお届けいたします。今回は再び支援技術に関する情報で、IBM製の音声ブラウザ、ホームページ・リーダーに焦点を当てています。

概要

第4回では、ホームページ・リーダーのご紹介として、

  • 見出しジャンプ機能
  • ページ内検索機能
  • イメージマップ

についての話題を扱っています。

なお、話題にあがっているサイトなどのリンク先につきましては、「全文を読む」のリンクよりテキスト化された内容でご確認ください。

聴取方法のご案内

ブラウザ上で再生される方は、下記のFlash Playerをご利用ください。

ダウンロードしてその他のプレイヤーで再生される方は、ダウンロードボタンよりmp3ファイルをダウンロードの上、ご利用ください。

音声がご利用いただけない環境の方には、本エントリーの最後にテキスト化された内容を提供いたしております。

また、iTunesなどRSS対応のソフトウェアをご利用の方には、辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast用RSSも提供いたしております。

なお、ご意見、ご感想などございましたら、当エントリーのコメント入力フォームよりお寄せください。たくさんのご意見をお待ちいたしております。

それでは、どうぞお楽しみください!


「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第4回MP3ファイルのダウンロード

「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第4回 テキスト

植木、辻(以下、二人)
辻ちゃん、ウエちゃんのアクセシビリティPodcast~! いぇす!
植木(以下、ウ):
4回目!
辻:
いぇす!
ウ:
さぁ、4回目、張り切っていきましょうー!
辻:
はい!
ウ:
今回は、
辻:
今回は、えー、支援技術の便利な使い方をお伝えしまーす。で、えーと、今回はホームページ・リーダー、をご紹介したいと思います。
ウ:
IBMから出ている音声ブラウザ。
辻:
はい、そうですねー。
ウ:
はい。
辻:
で、これもやはり日本では、結構たくさんの方が、視覚障害者のユーザーだけじゃなくって、あのー、制作に携わる方とか、あのWebサイトを管理されているような方々も、ご利用になっているブラウザではないかと思います。
ウ:
そうだよねー、うん。
辻:
はい、ではですね、まずどんな音がするのか、っていうのをですね、起動音から聞いていただきましょうか。
ウ:
はい。
ホームページ・リーダーの音声(以下、HPR):
(トントコトン)、グラフィック表示、(カチカチ)、グーグル、テキスト、グーグル、検索、実行ボタン。
辻:
はい。
ウ:
このね、トントコトンってのがもうホームページ・リーダー、って感じですね。
辻:
そうですねー、はい。もう、結構この音を何度も聞いていらっしゃる方は多いんじゃないのかなぁ、って思いますが。例によってやはり、グーグルを開きました。
ウ:
はい。
辻:
で、今日も前回のPC-Talkerと同じように違いを聞き比べていただきたいと思いまして、やはりアクセシビリティを検索してみたいと思うんですが、えーと、ホームページ・リーダーの音声、今ちらっと聞いていただいたんですが、前回のPC-Talkerとおんなじ声だなぁ、とお感じになった方もいらっしゃるかとおもいます。
ウ:
うん。
辻:
これはですね、IBMが開発されているProTalkerという音声エンジンを使っているから、両方ともProTalkerという音声エンジンを使っているので、こういう声が出ているという状況です。
ウ:
おんなじのを使ってるんだよね。
辻:
そうですね。
ウ:
機能はちょっと違うと。
辻:
そうですね。
ウ:
はい。
辻:
はい、では、やはりアクセシビリティをGoogleで検索してみたいと思います。
ウ:
はい。
HPR:
ウエブ、画像、イベント、ニュース、イベント、テキスト、テキスト、グーグル、検索、編集、ブランク、IMEオン、ア、ク、セ、シ、ビ、リ、テ、小文字のイ、ア、あいうえおの、あ、ク、かきくけこの、く、セ、さしすせその、せ、シ、さしすせその、せ、ビ、ばびぶべぼの、び、リ、らりるれろの、り、テ、たちつてとの、て、小文字のイ、あいうえおの、小文字のイ、アクセシビリティ、テキスト表示、行読みモード。テキスト、グーグル、検索、実行ボタン。接続中。アクセシビリティ。グーグル、検索、ログイン。フォーム1、の先頭。グーグル、ウエブ、画像、イベント、ニュース、イベント、地図、イベント、グループ、イベント、more
辻:
はい、今アクセシビリティを検索してみました。
ウ:
はい。
辻:
で、結果が、出てきたわけなんですが、男性の声と、女性の声、両方聞こえてる、かと思います。(編注:強調箇所が女性音です。)
ウ:
そうですねー、うん。
辻:
で、この男性の声っていうのは、ページ中のだいたい本文に当たる部分を読んでる声なんですね。で、女性の声っていうのが、例えばリンクですとか、そういった、あのー、アクティブに出来る項目、開くことが出来るような項目を読み上げる声として使われています。
ウ:
はい。
見出しジャンプ機能
辻:
ではですね、えーと、このホームページ・リーダーの特徴のひとつでもあります、見出しジャンプ機能というのを使ってみたいと思うんですが、グーグルの検索結果のページタイトルを見出し2でマークアップしているんですね。
ウ:
h2(エイチツー)ってやつですね。
辻:
エイチツーですね。
ウ:
はい。
辻:
なので、見出しだけを拾っていくと、どんなページがヒットしたのかっていうのをどんどん飛ばしていくことができるんですね。
ウ:
要はその、ページタイトルを拾い読みしてくれるっていう、
辻:
そうですね。
ウ:
これはPC-Talkerにはない機能で、非常に便利な機能ですよね。
辻:
はい。で、例えば、あー、このページ見たいな、って思ったところでEnterキーを押すと、そのページを開くことが出来るというような機能なんですけど、で、今回はですね、えー、見出しをずっと拾っていきまして、ウィキペディアのアクセシビリティについて書かれているところで、右カーソルキーを押しまして、ちょっと、どんな内容なのかな、っていうのを読んでみたいと思います。
ウ:
はい。
辻:
はい、では聞いてください。
HPR:
見出し2、スポンサーリンク。見出し2、アクセシビリティ、イベント、とは、アクセシビリティ、意味、解説、IT用語辞典、イベント、見出し2、アクセシビリティ、イベント、ウイキペディア、イベント、ウエブページにおけるアクセシビリティは、そのウエブページが、高齢者や障害者も含めた、誰もが情報を取得、発信できる柔軟性に富んでいて、アクセスした誰もが同様に情報を共有できる状態にあること、あるいはその度合い、を意味する。
辻:
はい、このようにですね、あの、Hキーを押していくたびに、次のページタイトルを読んで、そして、右カーソルキーを押すと、そのページには何が書かれているのかっていう文章の一部を読むこともできます。
ウ:
これはあれだね、コンテンツを作る側としては、検索結果ページで、ページタイトルにちゃんと見出しのマークアップをしてあげる、っていうのが大事なポイントになってくるね。
辻:
そうですねー、はい。
ウ:
確かにこれ、Hキーを押して、見出しだけ拾ってくれると、かなり聞いてても使いやすい。
辻:
使いやすいですね。やっぱり、あのー、検索結果が出てくるページ、で、最初の方に読まれる項目ってのもいろいろあるんですね。例えば、最初にチラッと聞こえたかと思うんですけど、スポンサーリンク、なども、もちろん読みたいときにはその中をひとつひとつ拾って読むこともできるんですけど、そういったところを飛ばして、実際に出てきた結果だけを見たいときとかって、こうポンポン飛ばしていきたいですよね。なので、見出しジャンプ機能は、便利に使えるかと思います。
ウ:
ちょうどあれだね、新聞読むときに、見出しだけ、まず目で追って、
辻:
そうですね、
ウ:
気になるところだけ、中身を読むっていう、それとおんなじ読み方が出来る、ってことだよねー。
辻:
そうですねー。
ウ:
はい。
辻:
はい、で、もちろんですねー、あのー、ホームページ・リーダーでも、リンクだけを拾って読んでいくこともできます。これはあの、Tabキーを使うんですが、Tabキーをずっと押していくと、えー、次のリンク項目、次のリンク項目、っていうふうに進んでいきまして、Shiftキーを押しながらTabキーを押すと、今度どんどん戻ってくるっていった使い方ができます。
ウ:
はい。
辻:
ここのページが見たいな、っていうところでEnterキーを押すと、そのページが開く、ような仕組みになっています。
ページ内検索機能
ウ:
はい、で、こう辻ちゃんがちょっとこう紹介したいテクニックとして、ページ内検索を使う、ってやつが、
辻:
はい、それですね、ちょっとですね、あのー、別のページで試してみたいんですけど、今回はアクセシビリティBlogのですね、我々が、あの、Podcastを公開しているページをご紹介したいんですが、ここで、えーと「ウエちゃん」っていう単語を検索してみたいと思うんですが、まずですね、ページ内検索、あのページが表示された状態で、そのページのどこに探している言葉があるかっていうのを探す機能なんですね。
ウ:
ふんふん。
辻:
で、Ctrlを押しながらFを押しますと、入力できるボックスがでてきます。で、そこで、「ウエちゃん」と入力します。そして、検索しますと、検索結果が出てきます。で、検索結果と他の通常のテキストを区別するために、検索結果の部分は低い声で、ロボットみたいな声で、読みます。(編注:テキスト版では強い強調で表しています。)
ウ:
あー、なるほど。
辻:
それで、あの、検索結果を区別しています。
ウ:
はい。
辻:
もし、今の結果は自分が見つけようとしてた内容じゃないなー、っていうときにはF3キーを押しますと、同じ内容で、別のところにある、今回の場合は「ウエちゃん」を探してきてくれます。
ウ:
なるほど。
辻:
はい。ここ、まで、聞いていただきたいと思います。
ウ:
はい。
HPR:
ミツエーリンクス。検索、検索する文字列。T。IMEオン。ウ、エ、ち・・・ウ、あいうえおの、う、エ、あいうえおの、え、ち、たちつてとの、ち、小文字のや、やゆよの、小文字のや、ん、わをんの、ん。うえちゃん。辻ちゃん、ウエちゃんの、アクセシビリティポドキャスト、第2回、またアイチューネズなど、アールエスエス対応のソフトウエアをご利用のほうには、辻ちゃん、ウエちゃんアクセシビリティポドキャスト用アールエスエスも提供いたしております。
ウ:
(編注:音声エンジンのマネで)辻ちゃんウエちゃん
辻:
(笑)なんか、ウエちゃんがお年寄りみたい、
ウ:
(笑)
二人:
(笑)
辻:
えー、ということで、ページ内検索、も、便利に使える機能かと思います。
ウ:
これ、その、ワードが、そのページで使われているっていうのがわかってれば、すごくこう、いいテクニックというか、
辻:
そうですねー、あのー、わたしがよく探すのは、円マークだったりするんですよね。こう、ページ内でその商品が、こう例えば、
ウ:
あー、ショッピングする時にね、
辻:
そうそうそうそう、値段がこういっぱい並んでる時に、値段の近くにはだいたい商品名が書いてあるんじゃないかなー、とか。
ウ:
うーん、なるほど。
辻:
なんか、そういった感じで、こう円マークを探して、商品を買う時に使ったりしてますねー。
ウ:
ユーザーテストをやってて、この、ページ内検索を使っている人をまだ僕は見たことがないんで、
辻:
そうですか。
ウ:
意外と知られてないんじゃないかな、このテクニック。
辻:
そうですねー、あの、こうはじめて行くページっていうのは、何が書いてあるかわからないじゃないですか。なので、使いやすい機能ではないかとは思うんですけどね、でも、よく訪れるページとかだと、
ウ:
うん。
辻:
それを探すことによって、こう目的の情報に、より早くたどりつく
ウ:
うーん、そうだよねー。
辻:
ことができますので、
ウ:
ちょっとこれは知っておいて欲しい、技のひとつですね。
イメージマップ
辻:
はい。それと、今度はイメージマップなんですけど。
ウ:
イメージマップ。
辻:
イメージマップって、あの、なんかユーザーテストの時に、
ウ:
これね、うーん、イメージマップ使っててもね、ホームページ・リーダー聞いてると、イメージマップの中に入っていけないっていうか、
辻:
そうなんですよね。
ウ:
操作方法を、やっぱり知らないのかな、っていう感じがするんだけど、イメージマップの中にあるホットスポットにちゃんとこう、代替テキストを入れてあってもね、実際にその、ホットスポットの代替テキストの読み上げまで聞けてるユーザーっていうのはなかなかいないんですよね。
辻:
これ、ホームページ・リーダーにも実は問題があるかな、って思うんですけど。その、イメージマップが出てくると、何個のマップの先頭、マップの終わり、みたいに、こう読み飛ばしちゃうんですよね。
ウ:
そうなんだよねー。
辻:
で、多分ですね、これ、僕の憶測でしかないんですけど、イメージマップの、ホットスポットに代替テキストがついてないケースっていうのは、むかーし、いっぱいあったんですね。
ウ:
うーん・・・
辻:
それで、それだとファイル名とか、読み上げちゃうじゃないですか。
ウ:
はいはいはいはい。
辻:
そうすると、ユーザーさんがうっとおしい、って感じる方が多いんじゃないかなー、っていうんで、イメージマップの中は読まないようにしちゃえ、っていうんで。
ウ:
なるほどねー。結構、ね、ホームページ・リーダーってそういう、こう実際の使い勝手のことを考えたりしてるところがあるから、
辻:
そうですねー。
ウ:
意外とそのとおりかもしれないね。
辻:
そうですね、あの、それが、こう、よく機能する場合と、そうでない場合っていうのはもちろんあって、例えば今回聞いていただく例では、あの、イメージマップ読み飛ばされちゃうと、目的の情報が読めないっていうことが、ありますね。
ウ:
ちょっと聞いてもらいましょうか、これも。
辻:
あ、そうですね。はい。
HPR:
イメージマップ。地域の選択。次の日本地図からお客様のお住まいの地域を選んでください。日本地図。マップの先頭。8、項目。マップの終わりです。
辻:
さあ、(苦笑)
二人:
これはねー・・・
ウ:
難しいよね。
辻:
そうですね。で、これ、こういうイメージマップが出てきたら、イメージマップの先頭のところでいったん読みを止めまして、で、右矢印キーを押して、1個1個項目を読んでいかなければ、いけないというふうに、今のホームページ・リーダーはなってますね。で、右を押していくと、どんどん項目が進んで、左を押すと、1個ずつ戻るという格好になっています。で、目的のところでEnterを押すと、イメージマップのホットスポット、を開くことが出来ます。では、その例をちょっと聞いてみましょう。
HPR:
地域の選択。次の日本地図からお客様のお住まいの地域を選んでください。日本地図。マップの先頭。北海道、東北、関東、北陸東海、近畿、中国、四国、九州。マップの終わりです。
辻:
はい、こんな感じでですね、あの今女性音で読まれた部分ありますよね。これが、ホットスポットになりますね。
ウ:
イメージマップの中に入っちゃえば、あとはリンクと同じなんだよね。
辻:
そうですね。
ウ:
だから、マップの先頭って聞こえたら、そこで、
辻:
読みを一旦止めて、
ウ:
イメージマップの中に入る、と。いう操作が必要なんですな。
辻:
というわけで、アクセシビリティPodcast4回目、支援技術の便利な使い方として、今回はホームページ・リーダーのお話をしてまいりました。
ウ:
はい。
辻:
で、このホームページ・リーダーなんですけど、残念なことにIBMのページで、Windows VistaとInternet Explorer 7には対応しない、ということが発表されましたね。ですが、今後はもしかしたら、あの、先日少しお話したaiBrowserの方に、世代が移行していくのかなぁ、なんて思いながら見てます。
ウ:
あとはね、あの、高知システム開発さんから出てきた、NetReader、っていうね、まあ音声ブラウザですけども、そっちに乗り換えていく、のか。
辻:
そうですねー、はい。まあ、いずれにしてもユーザーとしては、選択肢がいろんな形で増えてくるということで、あの、便利になっていくのではないかな、と。
ウ:
そうですね。まあ今日紹介した、見出し読みモードとか、ページ内検索、あとイメージマップの聞き方、このへんはちょっとね、是非押さえておいて欲しいポイントかな、ということで。
辻:
そうですね。はい、あの日々のネットサーフィンに役立てていただければな、と思います。
ウ:
はい。
辻:
はい、というわけで、アクセシビリティPodcast、ミツエーリンクスのスタジオからお送りしてまいりました。それでは、
二人:
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